『賢くなるたんていパズル』よりも『算数と国語を同時に伸ばすパズル』がおすすめな理由

『賢くなるたんていパズル』は、こちらの記事(『算数と国語を同時に伸ばすパズル』を小学生クラスに取り入れている3つの理由)でご紹介した教材『算数と国語を同時に伸ばすパズル』と同様、宮本算数教室を主催する宮本哲也さんの著書。


賢くなるたんていパズル 国語と算数をのばす推理 やさしい (宮本算数教室の教材)

「国語と算数をのばす推理」と副題がつけられていることからもわかるとおり、『算数と国語を同時に伸ばすパズル』と同様に、文章を正確に読み取って与えられた条件を整理し、筋道立てて答えを導き出す論理的思考力をやしなう推理パズルの教材になります。

2つのドリルはそれぞれちがう出版社から発行されているのですが、実際に出題されている問題も似たような内容なので、「どちらを買えばよいのかよくわからない」という方もいらっしゃると思いますが・・・
私としては、『算数と国語を同時に伸ばすパズル』のほうがオススメです。

今回は『賢くなるたんていパズル』と『算数と国語を同時に伸ばすパズル』の違いを踏まえて、『算数と国語を同時に伸ばすパズル』のほうがオススメな理由についてお伝えしたいと思います。

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『賢くなるたんていパズル』と『算数と国語を同時に伸ばすパズル』で伸ばせる力は

『賢くなるたんていパズル』と『算数と国語を同時に伸ばすパズル』で出題される問題はほとんど同じ。
いずれも、文章であたえられた情報(ヒント)をもとに答えを見つける推理パズルです。

この2つのドリルで伸ばせる力は、以下のとおり。

①文章を正確に読み取る力=「読解力」

②与えられた条件を整理する力

③考えを組み立て、正解にたどり着く力=「論理的思考力」

それぞれについて、詳しくはこちらの記事『算数と国語を同時に伸ばすパズル』を小学生クラスに取り入れている3つの理由でご紹介しています。
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2つのドリルの違いと、『算数と国語を同時伸ばすパズル』のほうがオススメな理由

シリーズの冊数の違い

 

『賢くなるたんていパズル』
「やさしい」・「ふつう」・「むずかしい」の全3巻

『算数と国語を同時に伸ばすパズル』
 「入門編」・「初級編」・「中級編」・「上級編」の全4巻

上記のとおり、『賢くなるたんていパズル』シリーズは全3巻、『算数と国語を同時に伸ばすパズル』シリーズは全4巻に分かれています。

シリーズの冊数は違えど、『賢くなるたんていパズル』と『算数と国語を同時に伸ばすパズル』それぞれの、最初のスタート地点と到達地点はほぼ同じ。

なおスタート地点とは、すなわち『賢くなるたんていパズル』の「やさしい」と、『算数と国語を同時に伸ばすパズル』の「入門編」の最初の問題。
また到達地点とは、すなわち『賢くなるたんていパズル』の「むずかしい」の最後の問題と、『算数と国語を同時に伸ばすパズル』の「上級編」の最後の問題。
両者の難易度レベルが同程度という意味です。

すなわち、『算数と国語を同時に伸ばすパズル』のほうが、同じくらいの難易度の問題を繰り返し解きながら、ゆるやかにレベルを上げていけるということです。

こちらのドリルに載っている推理の問題は、上のレベルになると大人でも手強いような難易度の高い問題になります。

先へ、先へと進めて急ににむずかしくなりテンションが一気に下がってしまうよりも、ゆるやかにレベルを上げていきながら少しずつ難易度の高いものにチャレンジできるほうが、特に小学校低学年のお子さんにはおすすめです。

『賢くなるたんていパズル』(やさしい)の最初の問題


※『算数と国語を同時に伸ばすパズル』(入門編)の最初の問題

『賢くなるたんていパズル』(やさしい)の最後の問題


※『算数と国語を同時に伸ばすパズル』(入門編)の最後の問題

『賢くなるたんていパズル』(むずかしい)の最後の問題


※『算数と国語を同時に伸ばすパズル』(上級編)の最後の問題

問題の数・種類の違い

 

『賢くなるたんていパズル』

・「やさしい」 58問(29問×同自問題が2回)
・「ふつう」  56問(28問×同じ問題が2回)
・「むずかしい」58問(29問×同じ問題が2回)+おさらい4問

『算数と国語を同時に伸ばすパズル』

・「入門編」50問(推理パズル25問+数字パズル25問)
・「初級編」52問(推理パズル26問+数字パズル26問)
・「中級編」48問(推理パズル24問+数字パズル24問)
・「上級編」50問(推理パズル25問+数字パズル25問)

上のとおり、1冊のドリルに掲載されている問題数は『賢くなるたんていパズル』の方が多いのですが・・・

『賢くなるたんていパズル』では、ページの裏表に同じ問題が掲載されています。
すなわち、問題の種類は問題数の半分。

一方『算数と国語を同時に伸ばすパズル』のほうは、「推理パズル」の問題と、条件に合う数字を当てはめていく「数字ブロック」の問題が、1問ずつ交互におさめられています。

すなわち『算数と国語を同時に伸ばすパズル』のほうが、1冊で2種類の論理パズルに取り組めるという点ではお得感があります。

イラストやデザイン等の違い

 

『賢くなるたんていパズル』

・全ページカラー。
・ほんわかした可愛らしいイラスト。
・問題文の文字が小さめでやや読みにくい。
・漢字にふりがながふってない部分あり

『算数と国語を同時に伸ばすパズル』

・モノクロ。
・シンプルでスッキリしたイラストとデザイン。
・問題文の文字は大きめで読みやすい。
・漢字にふりがなあり

デザインやイラストについては好みもありますので一概にどちらが良いとは言い切れませんが、『算数と国語を同時に伸ばすパズル』のほうが全体的にシンプルでスッキリしており、問題文の文字も大きめで読みやすいです。

また『賢くなるたんていパズル』は漢字にふりがながふられていない部分があるため、低学年のお子さんが取り組む際には注意が必要になります。

最後に

『賢くなるたんていパズル』と『算数と国語を同時に伸ばすパズル』、どちらも論理的思考力をやしなうことができるすばらしいドリルですが、小学校低学年のお子さんが取り組むには『算数と国語を同時に伸ばすパズル』のほうがオススメ。

なお『算数と国語を同時に伸ばすパズル』については、こちらの記事で詳しくご紹介していますので参考にしてみてくださいね>>>『算数と国語を同時に伸ばすパズル』を小学生クラスに取り入れている3つの理由

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