聖徳学園小学校のオリジナル教材『平均IQ150以上のエリート小学校が実践する 天才頭脳ドリル』

聖徳学園小学校をご存じですか?
聖徳学園小学校とは、ギルフォード理論に基づいた独自の知能教育を行い、児童の平均知能指数(IQ )が150~170に達するという、英才児を育てる小学校。

この聖徳学園小学校の子どもたちが授業で実践する教材を一般家庭むけに出版したのが、『平均IQ 150以上のエリート小学校が実践する天才頭脳ドリル』です。


平均IQ150以上のエリート小学校が実践する天才頭脳ドリル 入門編

今回は、このドリルの帯に『こんな親御さんへ』として書かれているとおり、

□お子さんに将来つながる地頭をつけさせたい方

□学習で大切な考えることを好きにさせたい方

□知能教育がどのようなものか試したい方

□国立・私立小学校のお受験の準備をしたい方

これらの方々におすすめな『平均IQ 150以上のエリート小学校が実践する天才頭脳ドリル』をご紹介します。

『平均IQ 150以上のエリート小学校が実践する天才頭脳ドリル』おすすめのポイント2つ

知能教育理論に基づいて思考力をのばす知能トレーニング

聖徳学園では、アメリカの知能心理学者ギルフォード博士の理論に基づいた、独自の知能教育システムを実践しています。

ギルフォード博士の理論では、知能には

・「領域」(考える材料)

・「所産」(考える対象)

・「働き」(どう考えるか)

これらの3つの面があるとしています。

そして、

・「領域」には 図形・記号・概念・行動の4因子

・「所産」には 単位・分類・関係・体系・転換・見通しの6因子

・「働き」には 認知・記憶・拡散思考・集中思考・評価の5因子

があるとしています。

それぞれの因子を掛け合わせると4×6×5=120の知能因子があることになり、このドリルでは、それぞれの因子をバランスよく効果的に刺激するよう問題が配置されているのです。

※なお、ドリル形式で刺激できない【行動】と【記憶】の問題は割愛されています。

具体的には、”考える時の材料”である知能領域の4因子、すなわち「図形」(かたち)・「記号」(色彩・音・文字・数字)・「概念」(ことば)を題材にしたパズルやクイズの問題で、いわゆるふつうの”おべんきょう”的なドリルとはまったく趣が違います。

上でも述べたとおり、このドリルの帯には『こんな親御さんへ』として、このドリルが以下のような方に向けて作られていると書かれています。

□お子さんに将来つながる地頭をつけさせたい方

□学習で大切な考えることを好きにさせたい方

□知能教育がどのようなものか試したい方

□国立・私立小学校のお受験の準備をしたい方

まさに、このような方にピッタリの教材ではないかと思います。

「答えがひとつではない問題」が多数のレアな教材

以前、小学生1年生の生徒さんのお母さまから「国語のドリルで良いものはありますか?」とのご相談を受けて、こちらの『天才頭脳ドリル』をおすすめしました。

その際にお母さまが「私ではこういうドリルを選ぶという発想は出てきませんでした!」とおっしゃっていたように、国語のドリルというと一般的には漢字や長文読解、文法、語彙力などが思い浮かびますよね。

しかしながらこのドリルは、そういった通常のドリルとはまったく違ったアプローチになっています。

りんこ
実際のドリルの中から、国語的な問題の一部ご紹介しますね。


いちかんけい

ここは小学校です。おおぞら、かもめ、つばめ、みどり、ひかり、あやめの6つの教室があります。

・かもめ組は 時計の下のへやです。

・ひかり組と おおぞら組は 一番はなれています。

・みどり組の となりが つばめ組です。

・つばめ組の となりには おおぞら組が あります。

クラスの名前を □の中に 書きましょう。

『図形で関係を認知する』、いわゆる”推理”の問題。

りんこ
「認知」とは「理解する・わかる・知る・意識する能力」です。

考える材料は「位置関係(図形的領域)」ということになりますが、答えを導き出すには文章を正しく読み取って論理的に考える必要があり、国語的な要素が問われます。

はんじ絵なぞなぞ

何を あらわしているでしょうか。

『概念で転換を認知する』、絵をヒントに考えるなぞなぞ。

りんこ
「転換」とは「変化・切り替え」です。

すなわち、言葉を材料とした、発想の転換が求められる(→思考の柔軟性をやしなう)問題
アタマをやわらかくして考える必要があります。

ことばの思いつき

次のことばから、思いつくことを たくさん 書きましょう。

『概念で単位を拡散思考する』、ある言葉からイメージするものをどんどん思い浮かべる問題です。

りんこ
「拡散思考」とは「独創的なことを思いつく・自由に滑らかに考える能力」。

いくら語彙が豊富でも、必ずしも知っている言葉が全てすらすらと出てくるワケではありません。
すらすら思い浮かべるには「拡散思考」のトレーニングが必要になってきます。

いみのしりとり

いみの しりとりを しましょう。同じことばを つかわないようにしてください。

『概念で転換を拡散思考する』問題。

通常のしりとりとは違い、「あかちゃん」→「ちいさい」→「むし」など、言葉を意味でつなげていく、”連想ゲーム”のような課題です。

最後にまたスタートの言葉につながるよう戻って来なければならないため、単なる連想ゲームより難しくなります。

これからの時代に求められる力を伸ばす『天才頭脳ドリル』

上にあげたいくつかの例のとおり、『天才頭脳ドリル』には通常のドリルとは一味ちがう、思考の柔軟性が求められる問題がたくさん出題されています。

特に「拡散思考」(ひとつの事柄<情報・条件>からいろいろな方向に思いをめぐらせる能力)が必要となる問題、すなわち、答えが1つではなくいくつもある問題や、決まった正解はなく自由に考えて答えればよい問題が多く含まれています。

「拡散思考」とは逆に、二つ以上の事柄(情報・条件)からひとつの結論を導き出す能力が「集中思考」。
論理的思考や推理力といわれるものです。

りんこ
通常のドリルでは「集中思考」を問われるものが多く、この『天才頭脳ドリル』のような教材はレアですよね。

ふだん教室でレッスンをしていて、「拡散思考」を問われる課題、つまり「自由に」「好きなように」答えていいよ、と言われるような場面で言葉に詰まってしまう子は幼児さん・小学生を問わず多いです。

そのような子は逆に、与えられた条件から1つの答えを導き出すような課題、すなわち「集中思考」は得意だったりもします。

学校や塾のお勉強では「集中思考」を問われることがほとんどですが、これからは”答え”のない問いに立ち向かう力がますます求められるようになる時代。

1つしかない答えを見つける力をやしなうのと同時に、「答えは1つではない」ということを知るためにもオススメのドリルです。

なおこちらの記事では、『天才頭脳ドリル』の他にも小学校低学年の「国語力」を伸ばすオススメのドリル・問題集をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

*関連記事:小学校低学年の「国語力」を伸ばすオススメのドリル・問題集まとめ

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