読書感想文の書き方のポイントは、「型」から入って文を書くのが好きになること!

夏休みの宿題の定番「読書感想文」ですが、子どもは「どうやって書けばいいかわからない」、親御さんも「どのように子どもに教えたら良いのかわからない」という場合が多いのではないでしょうか?

昨日たまたまテレビで見た関西ローカルの情報番組「ミント」(毎日放送)で、読書感想文について取り上げていましたので、ご紹介したいと思います。

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学研教室の「読書感想文書き方講座」について

上述の情報番組「ミント」では、学研教室が夏休み期間中に行っている小学生対象の「読書感想文書き方講座」について紹介されていました。

あらためて学研教室のホームページにて確認した概要以下のとおり。

学研教室「読書感想文書き方講座」

■期間:8月30日(金)まで

■対象:小学生

■1回60分、全2回

■受講料:2,160円(税込み・教材費含む)

※学研教室ホームページhttps://www.889100.com/sp/dokusyo/

夏休み期間限定の、2日間で読書感想文の書き方のコツをマスターできる講座。
学研教室オリジナルの “書き方シート” に本の内容や感想を記入した後、記入したものをもとに原稿用紙にまとめて感想文を仕上げる、という流れ。
感想文を書くための構成メモのまとめ方や、原稿用紙の使い方などを学ぶことができる、とのこと。

※詳細は、学研教室ホームページにてご確認くださいね。(https://www.889100.com/sp/dokusyo/

番組で紹介されていた「読書感想文の組み立て」と「書き方のコツ」

番組では、上記の「読書感想文書き方講座」から、読書感想文の組み立てと書き方のコツについても紹介してくれていました。

①読書感想文の組み立て

・その本を読もうと思ったきっかけ

・どんな内容だったか(短く)

・特に心に残ったところ、一番好きなところ

・その理由

・その本を通して思ったこと(自分がどう変わったか)

もちろんこの組み立てはあくまでも1つの例であって、必ずこの通りでないといけない訳ではないけれど、「読書感想文をどうやって書いたらよいかわからない」「何から書けばよいかわからない」と途方に暮れてしまう人にとっては、この構成で書いていけば形になる、という「型」がわかると、ぐっと書きやすくなりますね。

②表現を豊かに

感動した

・涙が出そうになりました
・心があらわれるようでした
・勇気づけられました

読書感想文のコツとしてもう1つ紹介されていたのが、「感動した」「面白かった」「悲しかった」などのありきたりな表現ではなく、豊かな表現を使うことで、思ったこと・感じたことがより伝わる感想文になる、ということ。
いかに、感情を表す表現のバリエーションを多く持っているかが問われます。これには、やはり普段からたくさん本を読むことがいちばんですが、語彙を増やして表現力を身につけることを目的とした教材もありますので、利用してみるのもよい方法です。※自分の考えや気持ちを表現する語彙を増やして、自分の言葉で「発信する力」「表現する力」をつける教材についてご紹介している記事です。

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文章を上手に書けるようになるためには。

上で紹介した「①読書感想文の組み立て」「②表現を豊かに」について、番組に出演しているロザンの宇治原さんが、
「ここで紹介されているのはテクニック的なことであって、テクニックを学ぶことが良いことかどうか?という意見もあると思うが、僕は賛成。
テクニックにあてはめて書いた読書感想文が先生に褒められてモチベーションが上がったら、また次に書くことにつながる。」
というような主旨のコメントをされていました。

私も、この宇治原さんの意見に同感です。

読書感想文を「さあ、自由に書いてごらんなさい。」と言っても、書き方を知らない子どもはどうやって書けばよいかわからずにものすごく苦労します。
その結果、「文を書くのがニガテ」という意識が生まれてしまいます。

読書感想文にかぎらず、文章を書くことが上手になるためには、まず「文章を書く機会を増やすこと」、そのためには「文章を書くことが好きになること」が大事です。

そのためには、宇治原さんがおっしゃられていたように、最初にテクニックで書いた文章がほめられたことが成功体験となって文章を書くことが好きになったり自信が持てれば、次にまた積極的に書くことができるようになり文章を書く機会が増え、さらに上達する、という好循環が生まれます。

当然、基本の型が身につけば、それを崩してオリジナルなスタイルで書くこともできるようになりますね。まずは基本から。「守・破・離」ですね。

最後に

来る2020年にスタートする教育改革によって、知識の習得が中心だったこれまでの学力から、今後必要となる学力は従来とは大きく変わります。

”未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力”、すなわち作文や読書感想文などを含め、文章で自分の考えを表現する力は今まで以上に求められることになるのです。

夏休みの宿題の「読書感想文」をきっかけに、お子さんが文章を書くことの楽しさを知り、文章を書くことが好きになれるよう、上手く導いてあげられると良いですね。

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